神社やお寺を建てる職人「宮大工」の技が、あなたの家に宿るとしたら?その手から生まれる木の家には、機械では決して生み出せない何かがあります。

◆宮大工とは、どんな職人なのか?
神社やお寺を建てる職人「宮大工」の技が、あなたの家に宿るとしたら?その手から生まれる木の家には、機械では決して生み出せない何かがあります。
宮大工とは、どんな職人なのか
▼「宮大工」という言葉、聞いたことはありますか?
宮大工とは、神社や仏閣など伝統建築を手がける大工職人のことです。一般的な大工が住宅を中心に手がけるのに対し、宮大工は何百年・何千年と使われることを前提とした建物をつくります。その修業は10年以上に及び、一人前になるまでにひたすら木と向き合い続けます。
現代ではその数が激減し、技を継承できる職人はごくわずか。だからこそ、宮大工の技が宿る家は、単なる「住む場所」ではなく、職人の生涯をかけた仕事の結晶でもあります。
◆「手刻み」って、何をするの?
▼家の木材が、工場ではなく職人の手で一本一本削り出されるとしたら、どう感じますか?
現代の多くの住宅では、「プレカット」という工法が主流です。工場でコンピューター制御の機械が木材を規格通りにカットし、現場ではそれを組み立てるだけ。効率は上がりますが、木一本一本の個性は考慮されません。
宮大工の「手刻み」はその真逆です。一本の丸太と正面から向き合い、この木の癖はどこにあるか、どう使えば木の強さを最大限に活かせるかを職人が見極め、ノミや鑿(のみ)で丁寧に削り出していきます。
◆木には「癖」があります。曲がり、ねじれ、硬い部分と柔らかい部分。プレカットはその癖を無視しますが、手刻みはその癖を読んで、むしろ活かします。木の個性を知り尽くした職人だからこそ、できる仕事です。
「仕口」と「継手」という技
▼釘も金物も使わずに、木と木が何百年も組み合わさっているとしたら、信じられますか?
宮大工の技の核心は、「仕口(しぐち)」と「継手(つぎて)」と呼ばれる木組みの技法にあります。仕口は木と木を直角に組み合わせる技、継手は木を長手方向につなぐ技です。複雑に組み合わさった木は、金属の釘や金物を使わなくても、互いに支え合ってびくともしません。
01木を読む
丸太の癖・強度・乾燥状態を見極め、どこにどう使うかを職人が判断する
02墨付け
カットする箇所を墨で書き込む。この設計図を木に直接描くのが職人の腕の見せ所
03手刻み
ノミ・鑿・のこぎりで一本一本を削り出す。仕口・継手の形が木の中に生まれる
04木組み
削り出した木を現場で組み合わせる。吸い付くようにはまったとき、職人の仕事が完成する
時間と手間が、本物の強さをつくる
▼「手間がかかる」ということは、家づくりにとってマイナスだと思いますか?
手刻みの家は、時間も手間もかかります。でもだからこそ、何十年・何百年と使われ続ける本物の強さが生まれます。
機械は早く正確ですが、木の声を聴くことはできません。
職人の目と手と経験だけが、木の個性を活かした家をつくることができます。
▼弊社施工事例:道上の家
▼宮大工が手のフィット性を考慮し設計し、削り出した階段の木製オリジナル手すり


職人の手が触れた木の家に足を踏み入れると、何か違うものを感じる方が多いといいます。
それは気のせいではなく、一本一本の木に込められた仕事の密度が、空間に宿っているからかもしれません。
ぜひ一度、モデルハウスでその空気感を体感してみてください。
▼ モデルハウス内観写真 :西中条モデルハウス(広島県福山市神辺町)・湯野モデル(広島県福山市神辺町)


